とりっぴーではブリーダー様からの生体買取を行っています

昨今、非常に残念なことですがPBFD等の感染症であることを分かっていながら金銭的利益を優先して親鳥を繁殖に使用してそのヒナたちもPBFDに感染するという残虐なブリーダーもごく一部ですがいらっしゃいます。また、同様にメガバクテリア症(AGY)も鳥業界で蔓延しています

小鳥は生き物です。どんなに大切に育てていても病気や怪我は仕方ありません
しかし、繁殖前に適切な検査、治療を行えばその病気が防げた可能性が十分にある、そういった事例が多々あります
まして、ブリーダーは「動物取扱業」という特別な許可を市町村より受けたプロです。プロとして良識と自覚ある行動をお願いします

安易、無計画な繁殖を防ぎ、またPBFDなど特効薬のない感染症を患う不幸な小鳥を1羽でも減らすためにはブリーダー様の協力が欠かせません
多くのブリーダー様が健康な小鳥を繁殖させてその子たちを送り出すことで多くの小鳥や飼い主が幸せになり、それが当たり前になる日がくると信じて、とりっぴーでは「販売する小鳥は健康であることを」を基本として生体販売を行っています(治療困難な病気の子は有償販売せずに無償里親として引き取り手を探しています)

上記当店の趣旨に賛同して当店とお取引いただける各ブリーダー様へ
各ブリーダー様から生体の買取を行っております。大切に育てていただいた生体が当店内で他の生体から感染するのを防ぐため、当店にいるすべての小鳥は各種健康診断、遺伝子検査を実施しています(検査は当店より動物病院を受診して行います)
そこで、各ブリーダー様から引き取る小鳥に関して事前に健康状態を担保できるよう以下の健康管理基準を要求しております。当店での生体販売をご希望のブリーダー様は以下の諸条件をご確認下さい

有償買取(通常販売)

以下のすべての条件を満たす場合は有償で生体を買取します(買取価格はお問い合わせ下さい)
以下の1つでも条件を満たすことができない場合は有償買取はできません。無償での引取は可能です(里子として保護)
※生体としてではなく有精卵を買取する場合はこの限りではありません。別途お問い合わせ下さい

・お住まいの市町村より第一種動物取扱業(販売)の許可を受けている(動物愛護法)(要証明書コピー)
・親鳥(ペア)は過去1年以内に動物病院で健康診断(そのう検査、糞便検査)を受診し健康であることを確認している(要証明書コピー)
・親鳥(ペア)は過去3年以内に鳥種別で定める項目(表1)の遺伝子検査を受け陰性であることを確認している(要証明書コピー)
・(生後6ヶ月を超える幼鳥、成鳥の場合のみ)買取する小鳥自身の健康診断、遺伝子検査で健康を確認している(要証明書コピー)
・同ペアからの繁殖は年2回を上限とし親鳥に負担の少ない適切な繁殖計画を立てている

表1
種別  必須項目  必須項目  必須項目  必須項目  推奨項目
フィンチ    BFD  鳥クラミジア   (マイコプラズマ)
小型インコ  PBFD  BFD  鳥クラミジア   (マイコプラズマ)
中型インコ  PBFD  BFD  鳥クラミジア ボルナウイルス (マイコプラズマ)
大型インコ  PBFD  BFD  鳥クラミジア  ボルナウイルス  (マイコプラズマ)


無償引取(里子として保護)

上記の有償買取の健康管理基準を1つでも満たすことができないブリーダー様からは無償引取、里子として保護可能です
里子として保護した小鳥たちは当店及び協力サポーターで育て、新しい家族を探します(無償ボランティア)

買取・引取方法

●有償買取を希望の場合
 買取、引取希望の14日以上前に当店までご連絡下さい。その際、「有償買取希望」とご連絡下さい
 お取引が初めてのブリーダー様の場合は第一種動物取扱業のコピーをメールまたはFAXにて提出いただきます
 買取、引取は店舗での対面手渡しを基本としますが遠方の場合は仙台空港(JAL/ANA)の航空便でも対応可能です
 生体受け渡しの際に健康証明書も合わせて提出いただきます。買取価格はその都度お問い合わせ下さい

●無償引取(里子)を希望の場合
 無償引取を希望の場合は、生体と一緒に直接店舗までご来店下さい
 ご来店の前日までに電話にてご連絡下さい(諸事情がある場合は当日でも可)