ビタミンAを必要量に合わせて調整
脂溶性ビタミンAは不足だけでなく過剰摂取にも注意が必要です。バードサプリS/BIOでは、種子食から摂れる栄養と鳥の摂取量を考慮し、不必要に高濃度にしない配合を重視しています。
総合ビタミン剤は「栄養が多いほど良い」とは限りません。バードサプリS/BIOは、日本の飼育環境で毎日無理なく続けやすいことと、必要な栄養を必要量に合わせて補うことを重視して設計しています。
脂溶性ビタミンAは不足だけでなく過剰摂取にも注意が必要です。バードサプリS/BIOでは、種子食から摂れる栄養と鳥の摂取量を考慮し、不必要に高濃度にしない配合を重視しています。
水を強く着色せず、ビタミン本来の淡い色合いにしています。初めて使う鳥でも、普段の飲水との見た目の差をできるだけ小さくする考え方です。
2026年の現行処方では、砂糖・ブドウ糖などの糖類を配合しない設計です。栄養補助に必要な成分を中心に構成しています。
S/BIOは鉄を添加していません。鉄の摂取量に配慮したいヒインコ・ローリー類でも選択肢にしやすい設計です。主食を含む総鉄摂取量の管理は別途必要です。
日本の湿度でも扱いやすいよう、粉末をそのまま混ぜるのではなく顆粒化しています。吸湿しにくさ、計量のしやすさ、粉が舞いにくいことを重視しています。
2026年の製法変更で水溶けをさらに改善。毎朝の飲水交換時にも短時間で準備できるようにしています。
Sは30日分包、BIOは20日分包を用意。1回分を開けて使えるので、スプーン計量や開封後の大容量ボトル管理を減らせます。
2026年処方ではカルシウム等の配合を見直し、一部の抗生物質で問題になるミネラルとの相互作用を避けやすい設計にしています。実際の併用可否は薬剤ごとに異なるため、処方した獣医師へ確認してください。
| 比較項目 | バードサプリS / BIO | NEKTON-S / Biotin |
|---|---|---|
| ビタミンA | 過剰摂取リスクも考慮し、S/BIOそれぞれの用途に合わせて配合量を調整 | S・Biotinともメーカー表示は6,600,000 IU/kg。単位や原料形態が異なるため、数値だけの単純比較はできません |
| 糖類 | 2026年現行処方は砂糖・ブドウ糖などを配合しない設計 | S・Biotinとも原材料にデキストロース(ブドウ糖)を記載 |
| 水の色・味 | 着色料不使用。色の変化を小さくすることを重視 | 第三者の鳥診療動物病院は、水の色や味が変わるため最初は慣れが必要な鳥もいると説明 |
| 鉄 | 鉄を添加していない | S・Biotinとも鉄2,500mg/kgをメーカー表示 |
| カルシウム・ミネラル | 投薬時の相互作用も考慮して2026年に配合を見直し | S・Biotinとも炭酸カルシウムを含み、鉄・亜鉛・マンガン・銅・ヨウ素等を配合 |
| 形状・湿気 | 日本の高温多湿を想定した顆粒タイプ | 粉末タイプ。NEKTON自身も粉末ビタミンは吸湿性があり、高湿度で固まり得ると説明し、流動性維持のためセピオライトを使用 |
| 水への溶けやすさ | 2026年に製法を変更し、水溶けと白濁を改善 | 水に溶かして使用する粉末。メーカーは毎日新しく調製するよう案内 |
| 1回分包装 | S 30日分包、BIO 20日分包を公式商品として用意 | メーカー公式ボトルはS 35gから、Biotinも35gから。日本では販売店独自の使い切り商品も流通 |
| 製造 | 日本製。日本の飼育環境・使用量を想定 | ドイツ製 |
※「含有量が少ない=優れている」「多い=優れている」という意味ではありません。鳥の主食、摂取量、必要量、他のサプリ・薬剤との組み合わせまで含めて考える必要があります。
NEKTON公式は、粉末ビタミンは吸湿性が高く、強い温度変化や高湿度によって粉末が固まることがあると説明しています。その対策として流動化剤を使用しています。またNEKTON-Sは開封後3か月以内の使用を推奨しています。
日本は高温多湿な時期が長いため、1羽飼育では大容量の粉末を開封後に長く保管するより、必要量だけを開封できる分包方式が管理しやすい場合があります。バードサプリS/BIOでは、ボトルに加えて1回分の分包を用意しています。
バードサプリS/BIOの現行配合では鉄を添加していません。一方、NEKTON-SとNEKTON-Biotinはメーカー表示で鉄を2,500mg/kg含みます。
鉄の摂取量に注意したい鳥では、サプリだけでなく主食・果物・ペレット等を含む食事全体で管理してください。「鉄を添加していない」ことだけで疾病を予防できるという意味ではありません。
カルシウムや一部のミネラルは、薬剤によっては吸収へ影響することがあります。バードサプリS/BIOは2026年の見直しでカルシウム等の構成を調整し、投薬時にも使いやすい方向へ変更しています。
どちらも総合タイプなので、通常は重ねて規定量を与えません。一方を選び、主食や他のサプリとの栄養重複を確認してください。
第三者の鳥診療動物病院も、ネクトンは水の色や味の変化に慣れが必要な鳥がいると説明しています。バードサプリS/BIOは着色料を使わず色の変化を抑える設計です。
毎回の計量が不要で、開封する量を小さくできるため管理しやすい利点があります。ボトルタイプを適切に保管して使う方法でも問題ありません。
S/BIOは鉄を添加していないため、鉄摂取量に配慮したい鳥でも選択肢にしやすい設計です。ただしヒインコ・ローリー類では食事全体の管理が重要なので、健康状態に不安がある場合は鳥を診療できる獣医師へ相談してください。
NEKTON-S / NEKTON-Biotinの成分・保存条件はNEKTON GmbH公式情報を参照しています。水の色・味と受け入れやすさについては、ゆう動物病院の2026年4月の記事も参照しています。